エコキュートのメンテナンスの必要性と方法

エコキュートのメンテナンスの必要性と方法


2021.08.19

エコキュートのメンテナンスをしたほうがよいと聞いたことがあるけれど「どこをメンテナンスするべきか知らない」、「掃除のやり方が分からない」という方もいらっしゃるでしょう。
エコキュート機器は建物の裏手など屋外にあり、日常ではあまり目にすることはないかもしれません。
しかし見えない場所にあるからといって放置しているといつの間にか汚れが溜まっていることも。
 
そこで本記事では、エコキュートに最適なメンテナンスの頻度や方法についてまとめています。
エコキュートを愛用中の方はぜひ参考にしてください。

エコキュートのメンテナンスの必要性

エコキュートは基本的に「水(お湯)」しか使わないのにメンテナンスが必要かと疑問を持たれる方もいらっしゃいます。
しかしエコキュートのメンテナンスはすべての機種において『必要』です。
 
循環型の浴槽は沸かしなおす際に配管を使い、お湯が行き来する仕組みです。
使用済のお湯には皮脂などの汚れが混ざっていてこれらが配管を通ると汚れが蓄積されていきます。
また沸かす前の一般的な水道水にも消毒等に使われる成分が含まれており、これらの成分は貯湯タンクに溜まりやすい汚れです。
 
ヒートポンプのフィルターもゴミやホコリなどの日常的な汚れがつきやすく、
フィルターの目詰まりは作業効率を低下させ故障の原因にもなります。
 
このようにメンテナンスするべき箇所は多くあり、定期的なメンテナンスを怠るとエコキュートの寿命を縮めてしまいます。
清潔に使用するためにもメンテナンスはしっかりと行うとよいでしょう。

メンテナンスが必要なパターン

メンテナンスが必要な症状にはどのようなパターンがあるのでしょうか。
故障かな?と思うような症状も、実は簡単なメンテナンスだけで改善されることも。
以下で詳しく解説します。

お湯からいやなニオイがする

エコキュートを使っていると、お湯からいやなニオイを感じることがあります。特に追い炊きの際に強いニオイを感じるケースが多く、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。
原因は部品や配管の汚れが考えられますが、普段よりも強いニオイがしたらお掃除のサインです。
どの部分が汚れているかをチェックしてニオイのもとを取り除きましょう。

浴槽にゴミが浮いてくる

追い炊きの際に浴槽にゴミが浮いてくるというのもよくあるお悩みです。
エコキュートの浴槽部分に関しては同じお湯を循環させているので、新しいお湯にしない限り同じお湯が何度も追い炊きされます。
 
フィルターの掃除で改善できる場合もあるので汚れが気になったタイミングでお掃除を行うとよいでしょう。

電気代が高くなる

普段と同じように使用しているのに電気代が高くなった場合もメンテナンスを検討するサインです。
ヒートポンプのフィルターの詰まりや、ホースにゴミがつまっている場合などに機器がうまく稼働できず必要以上の電気代がかかる場合があります。
電気代が高くなった理由に心当たりがなければエコキュートの点検をしてみてください。

メンテナンスの頻度

エコキュートの各部位には適したメンテナンスの頻度があります。それぞれの頻度を覚えておけば定期的にメンテナンスを行えるでしょう。代表的な4つの部位のメンテナンス頻度は以下です。 

貯湯タンクの水抜き頻度は年に2~3回

エコキュートの代表的なメンテナンスとも言える「水抜き」は年に2~3回の頻度で行います。

浴槽のフィルターは掃除の頻度は使用後、毎回

フィルターの掃除は簡単なので、お風呂掃除の際に毎回行うのがおすすめです。

風呂配管の自動洗浄は使用後、毎回

ボタンひとつでメンテナンスできる「自動洗浄機能」がついている機種であれば、使用後に毎回、自動洗浄をしておきましょう。

風呂配管の内部の掃除頻度は半年ごと

自動洗浄で落としきれない配管の汚れは、半年に1回の頻度で洗剤を使用した内部洗浄を行うとよいでしょう。

エコキュートのメンテナンス手順

エコキュートのメンテナンスは大きく分けて「点検」と「掃除」があります。
汚れが気になった際や頻度に合わせて掃除を行いますが、その際に機器の点検も行いましょう。
 
掃除する部位によっては電源を落とさないと危険が生じる場合も。
メンテナンスの手順としては、機器の安全点検をしてから掃除を行うとよいでしょう。
以下では代表的な2つの点検方法を紹介します。

漏電遮断機の確認

エコキュートの分電盤の内部、または屋外には「漏電遮断機」が設置されています。
名前のとおり万が一漏電が起きた際に電気をシャットダウンする機能を持っていて、エコキュートの電気系統において大切な役割です。
 
この部分が壊れていたら漏電に気づかず危険な事態になりかねないので、正しく作動できるかを点検しておく必要があります。
掃除を始める前に、定期点検として漏電遮断機の確認を行うようにしましょう。

安全弁の点検

安全弁は別名「逃し弁」と呼ばれていて貯湯タンク内に設置されている部品です。
安全弁と減圧弁の2つがあり、弁の働きによってタンク内の圧力を調整しています。
日々、水圧に耐えているため消耗が激しく数年で交換が必要となることも。
 
大事な部位なので正しく作動できているかを定期的に点検しておくとよいでしょう。
年に2~3回の点検で問題ないので、こちらも忘れずに行いましょう。 

浴槽フィルターの掃除

浴槽フィルターは循環アダプターの上にカバーされている部品です。ほとんどの機種で左右どちらかに回すと簡単に外れるでしょう。
 
フィルターはとても細かい網目状になっていて、そこで入浴時の汚れや髪の毛などをキャッチしてくれます。
掃除の際には歯ブラシなどを使用してこすり洗いをしましょう。こまめに掃除をしていれば洗剤はつけず水で流すだけで十分きれいになるでしょう。

風呂の配管の掃除

配管の掃除方法を紹介します。
風呂配管の内部掃除をするためには専用の洗剤を用意しましょう。市販品で問題ありませんが、使用機種に適した洗剤がある場合は推奨品が望ましいでしょう。
販売元のウェブサイトや取り扱い説明書で事前に確認しておきましょう。
 
まずは浴槽にたっぷりのお湯を張り洗剤を投入します。
洗剤がしっかり溶けたら追い炊き運転をしてお湯を配管のほうまで循環させます。
その後しばらくつけ置きしてから排水しましょう。
仕上げに新しいお湯を張ってすすぎ運転をするとすっきりと汚れが落ちます。 

タンク内の水抜き

貯湯タンク内部のゴミを排出するための「水抜き」の方法を紹介します。
まずは浴槽に残っている水を抜き、次にブレーカーの遮断器をオフにしてから「止水栓」をしめて完全に水を止めましょう。
 
貯湯タンクのカバーを開けて「逃し弁レバー」を開放し、排水栓を抜いてタンク内の水をすべて排出します。
水量によりますが約80分でほとんどの水が排出されるでしょう。
その後、非常栓・ストレーナー・ヒートポンプユニットのそれぞれの水抜き栓もゆるめて、すべての箇所からも完全に水を抜きます。
最後に栓を元通りにして完了です。
 
参照:Panasonic【エコキュート】タンクの水を抜きたいのですが?(動画説明あり)

 

エコキュートの耐用年数と寿命を延ばすコツ

こちらの記事では、エコキュートの耐用年数や長持ちさせるコツを紹介します。
従来、お湯を沸かすためにはガスを使うのが一般的でしたが、エコキュートは電気を用いるため、維持費を抑えられ実用性が高いでしょう。
ですが、実際エコキュートってどれくらい長持ちするの?と疑問に思う方も多いでしょう。
エコキュートの寿命についえ詳しく知りたい方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。

エコキュートの耐用年数と寿命を延ばすコツ

 

不安な場合は専門業者へ相談

いかがでしたでしょうか。
本記事をご覧いただくことで、エコキュートのメンテナンスについてご理解いただけたと思います。
慣れてしまえば難しい作業ではないのですが、電化製品ということもあり自分で掃除や点検をするのは心配という声も多くあります。
 
自分でメンテナンスをするのが難しい方は迷わず専門の業者へ依頼しましょう。
信頼できる業者へ依頼できれば、安心してエコキュートが利用できるでしょう。
 
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