エコキュートでお湯を沸かすのにかかる時間

エコキュートでお湯を沸かすのにかかる時間


2021.10.20

エコキュートのメーカーや機種によって、お湯を沸かすのにかかる時間やお湯はりにかかる時間に違いがあるのか、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、現在エコキュートを使っている方や導入を検討している方向けに、エコキュートの沸き上げ時間や、メーカーごとの特徴などを紹介します。

エコキュートでお湯を沸かすのにかかる時間

エコキュートでは、80℃ほどのお湯を1時間に約50~60Lつくることができ、おおよそ2時間で浴槽にお湯を張ることが可能です。
80℃と聞くとかなり高温に感じるかもしれませんが、エコキュートは高温の熱湯と低温の水道水を混ぜ合わせることで適温に調整します。

そのため、50~60Lのお湯といっても実際に使える湯量は100L近くとなります。
給湯温度と沸き上げの時間は製品やメーカーによっても違いがあり、日立のエコキュートであれば40℃のお湯を1時間で最大240Lまで作ることができます。

また、沸き上げ時間は季節によっても異なってくるので注意が必要です。

エコキュートが空の状態から満タンに沸かすには

エコキュートの容量を370リットルと仮定した場合、80度のお湯を満タンに沸かすのにかかる時間は、夏季では約6時間、約7.5時間です。
気温が低い冬季はお湯が温まるのに時間がかかるので、沸かすのにかかる時間を減らしたい場合は、なるべく気温が高い日中に沸かすのが良いでしょう。

エコキュートメーカーごとの沸き上げ時間

ダイキン

エアコンで有名なダイキンは、エコキュートでも高いシェアを占めています。

パワフルな沸きまし機能で、お湯はり1回分(約140L)を52分で沸かすことができるだけではなく、夜間に沸き上げを完了させてくれたり、お湯の温度が低い場合は使用湯量を自動で調整してくれるといった学習機能が備わっています。

パナソニック

大手電機メーカーのパナソニックは、電化製品だけではなくエコキュートも販売しています。
パナソニックのエコキュートは80℃ほどのお湯を、夏であれば1時間60L、冬であれば1時間で50L沸かすことができます。
パナソニック製のエコキュートは省エネ性が高く、センサーや湯温学習制御により効率的に沸き上げや保温を行ってくれます。

三菱

自動車で有名な三菱グループのエコキュートは、沸き上げの学習機能が非常に優れています。

無駄のない沸き上げを行うために、自動で過去2週間のお湯の使用状況を学習し最適な量のお湯を作ります。
沸き上げ時間としては、あまり季節に左右されず常に1時間で40~60Lの熱湯を作り出し、約7~8時間でタンク内を満タンにします。

日立製作所

電気メーカーの日立製作所は、エコキュートも販売しています。

沸き上げ時間については、「ナイアガラ倍速湯はり」機能を使うことで180Lの浴槽を約5分45秒で満タンにすることができます。
また、お湯が冷めにくい貯湯タンク「ウレタンク」の採用や配管詰まりが起きにくい仕組みづくりなどさまざまな工夫を行っています。

エコキュートの上手な使い方

こちら記事では、エコキュートの寿命をのばして、電気代もさらに節約する上手な使い方をご紹介します。
エコキュートは、従来のガス給湯器よりも電気代が抑えられるというメリットがあります。
しかし、実はさらにエコキュートの電気代を節約する方法があることをご存知でしょうか?
詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひご覧ください。

エコキュートの上手な使い方

メーカーが違っても沸き上げ時間はあまり変わらない

いかがだったでしょうか。

一般的にエコキュートでお湯を沸かす場合は、寒さが厳しい冬季は時間がかかり、温まりやすい夏季は時間が短くなります。
一概に「このエコキュートが一番沸き上げ時間が短い」という機種は存在しませんので、家庭で使うお湯の量や入浴の時間帯などのライフスタイルにあった機種を選択するようにしましょう。

 

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