エコキュートで入浴剤は使用できるのか

エコキュートで入浴剤は使用できるのか


2021.08.19

「エコキュートは入浴剤が使えないらしい」
このような話を聞いたことがある方は多いでしょう。
この記事では現在エコキュートを利用中の方で入浴剤を我慢している方や、導入検討しているが入浴剤の件を懸念しているという方に向けて正しい情報を解説しています。
 
入浴剤は心身のリラックスに効果があると言われていて、疲労回復に一役買ってくれる魅力的な商品も多く発売されています。
2019年のデータでは400億円以上の市場規模となっており、お風呂好きな方には欠かせないアイテムと言えるでしょう。
参照:週刊粧業
 
エコキュートの便利で省エネな機能も、入浴剤の楽しみも、どちらもあきらめたくない方へエコキュートでも使用できる入浴剤や注意点をまとめました。
ぜひ、ご自宅で快適なバスタイムを過ごす上での参考にしてみてください。

エコキュートで入浴剤は使えるか

使用可能な入浴剤は、実はたくさんあります。
そもそも入浴剤が良くないと言われる原因はエコキュートの特徴である「循環型」という仕組みにあります。
タンクと浴槽の双方をお湯が循環しますがその時のお湯に余計な成分が入っていると、タンクや配管が汚れて故障につながります。
 
追い炊きの際だけでなく保温の際にもお湯が循環しており、配管へのジョイント部分を閉じる方法はないので循環を完全に止めるということは難しいかもしれません。
 
しかし、正しく利用すれば循環式でも入浴剤を使えます。メーカーごとに故障しない安全な使い方を掲示してくれているのでチェックしましょう。
以下で詳しく解説します。

ダイキンの場合

ダイキンのエコキュートで使用可能な入浴剤は以下です。
・(株)バスクリンから発売されている「バスクリン」、「きき湯」、「日本の名湯」、「ソフレ」、「温美浴」
 
ダイキンの特徴は他社では使えないことが多い、にごり湯タイプの入浴剤も使える点です。
参照:ダイキン

Panasonicのエコキュートの場合

Panasonicのエコキュートで使用可能な入浴剤は以下の3つです。
・アース製薬(株)から発売されている「バスロマン」
・花王(株)から発売されている「バブ」
・(株)バスクリンから発売されている「バスクリン」
 
これらの商品は推奨品として使用可能ですが、いずれも「にごりタイプ」については非推奨となっています。
Panasonicの機種のなかで、セミオートタイプ、給湯専用タイプについては入浴剤の使用に制限はありません。
参照:Panasonicおふろで入浴剤を使いたいのですが、なにか制約はありますか?
 

日立の場合

日立のエコキュートで使用可能な入浴剤は以下です
・花王(株)から発売されている「バブ」
・(株)バスクリンから発売されている「バスクリン」、「きき湯」
・アース製薬(株)から発売されている「バスロマン」
 
また、にごりタイプは非推奨となっています。
参照:日立 エコキュート
 

コロナの場合

コロナのエコキュートで使用可能な入浴剤は以下です。
・アース製薬(株)から発売されている「バスロマン」
・花王(株)から発売されている「バブ」
・(株)バスクリンから発売されている「バスクリン」
 
こちらもにごりタイプは非推奨となっています。
参照:コロナ エコキュート
 

三菱の場合

三菱のエコキュートで使用可能な入浴剤は以下です。
・花王(株)から発売されている「バブ」
 
現在は上記が使用可能ですが、三菱製のなかでも2009年以前の機種については入浴剤の使用ができません。
参照:三菱 エコキュート
 

入浴剤がエコキュート故障の原因になるか

入浴剤がどのような影響を与えると、故障につながるのでしょうか。
入浴剤に含まれる成分によっては、部品が劣化したりタンクや配管にサビが発生したりして故障の要因となってしまうこともあります。
次の成分が含まれる入浴剤については特に注意しましょう。
 

浴槽や部品に影響を与える可能性のある入浴剤

塩(塩化ナトリウム)を含む入浴剤を使用すると、タンクなどのステンレス製品にカビを発生させる可能性があります。
 
硫黄の成分や、酸性またはアルカリの成分が強すぎる入浴剤は部品を劣化させ腐食の原因にもなるので使用を控えたほうがよいでしょう。
 

配管をつまらせる可能性のある入浴剤

生薬タイプの入浴剤や生薬湯は粒子が残りやすく、そのままにしておくと配管がつまる原因となります。
生薬湯とは乾燥させた植物を浴槽に入れることで健康促進を促す入浴方法で、「ゆず湯」や「しょうぶ湯」などがよく知られています。植物などを入れる際は細かいメッシュ状の袋に入れておくと気にせずに楽しむことができるでしょう。
 
「酸化チタン」の成分が含まれた入浴剤も粉が残りやすく、配管をつまらせる可能性があるので注意しましょう。

入浴剤についての誤解

浴槽や浴室内に汚れや不具合が発生したとき、実際は別の原因なのに「使った入浴剤のせいなのでは?」と誤解されるケースもあります。
 
例えば浴槽のフチに色が付いてしまった場合、入浴剤に含まれる着色剤が原因と疑われてしまうことがありますが「銅イオン」が影響を与えている可能性も。
給湯機器に銅が用いられている場合や井戸水からくみ上げたお湯の場合にそうした症状がでるケースがあります。
 
その他にもサビや汚れにはさまざまな原因があり、一概に入浴剤のせいで故障したと断定できないことも多いでしょう。
参照:日本浴用剤工業会
 

エコキュートで入浴剤を使う時の注意点

入浴剤が使えることが分かりましたが、使用の際に注意すべき点はあるのでしょうか。
 
気をつけておくべきポイントは以下の2つです。 

・使い方の指示を守る

・使用後にはお手入れをする

 
それぞれを解説します。

使い方の指示を守る

当然ですが、一番大切なのは「使用上の注意点を守る」ことです。
説明書に記載されている「入浴剤を使用する際の注意点」を読むこと、そして入浴剤そのものの使用方法を知っておくとことも重要です。
 
入浴剤はパッケージや説明書に使用方法が記載されていますが、細部まで読んでから使用する方は少ないかもしれません。
しかし、初めて使用する際にはよく説明書を読み使い方の指示を守りましょう。
 
当たり前のことに感じますが、指示通りに使用しなければ故障の原因となる可能性もあります。

使用後にお手入れをする

入浴剤を使用したあとは、なるべく早めに掃除をすることを心掛けましょう。
推奨されている入浴剤の場合でも、万が一溶け切らないで粉末が残ってしまう場合や何かの原因でつまりを発生させてしまう可能性もあります。
多くのメーカーでは入浴剤の使用時は「自動配管洗浄」をオンにしておくことが推奨されています。
ボタンひとつでメンテナンスができる便利な機能を活用して、配管の状態を良好に保ちましょう。

 

エコキュートが故障した時の症状や修理・交換にかかる費用

こちらの記事では、エコキュートの故障時の症状や寿命、修理代の目安などについて紹介しております。
従来のガスを使った給湯器に代わり、電気を使うことでランニングコストを抑えられると人気が高まっている「エコキュート」。
低コストで高性能なことから新しく付け替える家庭も増えていますが、やはり長期に亘って使用しているとトラブルも発生します。
エコキュートが故障した時の症状や修理代についえ詳しく知りたい方は、是非こちらの記事をご覧ください。

エコキュートが故障した時の症状や修理・交換にかかる費用
 

使用上の注意を守ってエコキュートでも入浴剤を楽しもう

いかがでしたでしょうか。
本記事をお読みいただくことでエコキュートと入浴剤の関係についてご理解いただけたと思います。
メーカーから推奨されている入浴剤を正しい方法で使用すれば、問題なく好きな入浴剤が楽しめます。
特に、今回本記事内で紹介した使用上の注意は必ず守るようにしてください。
 
入浴剤があれば毎日の入浴時間もさらに充実するでしょう。
入浴剤の使用を敬遠していた方もこの機会に入浴剤を取り入れてみてはいかがでしょうか。
 
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