コロナ製エコキュートのエラーコード『H32』の原因は「ヒートポンプの配管接続間違い」? 対処方法を徹底解説!
2021.09.02
「コロナのエコキュートからエラーコードが出た! どう対処すればいいの?」
そんな悩みも、エラー解決隊におまかせください!
エラーコードの内容と原因、対処法など詳しく解説いたします!
今回はエラーコード【H32】についてご紹介!
‖エラーコード『H32』はどうして出るの?
エラーコード『H32』は、ヒートポンプAB配管の逆接続を検知した場合に出るエラーコードです。
ヒートポンプAB配管とは、
A→貯湯タンクに水を供給する配管
B→貯湯タンクにお湯を供給する配管
を指します。
そしてこのヒートポンプAB配管は、本来貯湯タンクユニットの給水口と給湯口に繋がっています。つまり、A配管は給水口に、B配管は給湯口に繋がっているということです。
ですので、このエラーコード『H32』が出る時は、設置する段階でそれぞれの配管が逆に接続されている状態になっている可能性があります。
そのままの状態ではエコキュートをお使いになれないため、配管を正しく接続しなおす必要があります。
‖エラーコード『H32』が出た場合の対処法は?お湯は使ってもいい?
ではエラーコードが出た場合、どう対処すれば良いのでしょうか?
まずは取扱説明書にしたがってエラーの強制解除を実行してみてください。強制解除を行なって、再度エラーが表示されなければ引き続き正常に使用できます。
再度エラーが表示された場合は配管を接続しなおす必要がありますので、配管接続の技術や道具をお持ちでない場合は、販売店またはメーカーに点検・修理依頼を行いましょう。
点検・修理依頼を行う際、以下をメモしてから行うと診断がスムーズです。
①型 番 | ……不明の場合は省略可 |
②使用年数 | ……不明の場合は製造年でも可 |
③エラーコード番号 | ……複数出ている場合はすべて |
④動作に不具合はあるか? | ……起きている場合どんな不具合か? |
⑤いつ頃から出るようになったか? | ……正確でなくてもよい |
⑥どれぐらいの頻度で出ているか? | ……正確でなくてもよい |
またお湯の使用については、配管が正しく接続されていない状態なので、使用は避けてください。
‖使用年数によってはエコキュートの買い替えを勧められるケースも
エコキュートは本体への負荷が大きい電化製品です。
毎日使用するものになりますので、経年するごとに不具合が生じやすくなる上、過年度品になると部品の製造・販売が停止しており交換できない……ということも珍しくありません。
もし10年以上お使いで保証も切れている場合は、部品交換ではなく買い替えを勧められることがほとんどです。
最新のエコキュートは、従来のエコキュートよりも機能が大きく進化しています。是非エコキュートの買い替えもご検討ください。
‖エコキュートの点検や修理、入れ替えのご依頼は是非エラー解決隊へ!
コロナ製エコキュートでのエラーコード『H32』の原因や対処法を解説いたしました。
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